旅とビールとその日記

ずーっと旅をしていたい。

ヨコハマトリエンナーレ2017-3<BankART Studio NYK>

赤レンガ倉庫から、次はBankART Studioへ。会場間バスは行ってしまったばかりで、スタッフの方に聞いてみると「歩いたほうが早いかもしれません」とのこと。海沿いをぶらぶら歩いて向かいました。

f:id:over-flow:20171101162731j:plain▲ブレブレの横浜の夕暮れ。この日から「象の鼻パーク」でイルミネーションが始まるとのことでした。

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BankART Studioを初めて訪れたのは前々回くらいのトリエンナーレだったでしょうか。日本郵船の元倉庫を改修してアートスペースになったそうで、独特の雰囲気があります。一度訪れただけで、大好きな場所になりました。

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ですが、日本郵船との契約が更新できず、今年の4月に閉鎖されてしまうそう。移転が検討されているらしいですが、残念です…。

f:id:over-flow:20171101171335j:plain▲着いた時にはもう辺りは真っ暗になっていました。

BankART Studioで開催されていた「BankART Life V-観光」は、厳密にはヨコハマトリエンナーレとは別のプログラムです。チケットも別で、セット券だと少しお得。私はとにかくBankART Studioへ行きたかったので、迷わずセット券を購入していました。

BankART Studio、そのそばにある日本郵船歴史博物館、期間限定のミュージアムショップ「北仲COOP」、馬車道を越えて国道16号線、野毛地区、そして黄金町へ。この道のり全体が「観光」というテーマに基づいた展示なのだそうです。BankART Studioでもらうパスポートを持っていると、BankART Studioを含めて何度でも再入場できるようになっていました。時間がなくて、BankART Studioしか観られなかったのが心残りです。

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光を観る

BankART Studioは3階建てで、上から見ていくことにしました。チン、とエレベーターが開くと、目の前にはお花畑が広がります。

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f:id:over-flow:20171101164857j:plain▲「無音花」丸山純

空間デザインは「みかんぐみ」。あえてむき出しのコンクリートの空間にして、そこにぽつりぽつりと灯る光が「光を観る」というテーマを表しているそうです。

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f:id:over-flow:20171101170146j:plain高橋啓

この辺りは作品名や作者名がわからず…。

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太陽光発電を動力に、ぐるぐる回り続ける車輪。

f:id:over-flow:20171101170046j:plain▲牛島達治

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3階を堪能して、2階へ。「日産アートアワード」が開催されていたのですが、こちらは駆け足だったので写真がありませんでした。

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School&Libraryも公開されていて、山のような本やコンテンツも覗くことができました。

f:id:over-flow:20171101171044j:plainBankART Studioの「知の集積」だそうです。

海のそばの倉庫

各階からベランダに出ることもできて、横浜の夜景がとても綺麗でした。

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みなとみらいの華々しい雰囲気から少し離れた、倉庫街独特の雰囲気が好きです。

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f:id:over-flow:20171101165128j:plain▲隣のビルはまだまだ仕事中。

やっぱり何度来てもいいところ。失くなる前に、また行かなくては。

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この日のトリエンナーレ巡りはここでおしまい。残り2会場は日を改めて訪れることにしました。