旅とビールとその日記

ずーっと旅をしていたい。

仙台旅行1(1日目・その2)定番の牛たん

仙台に到着したのは17時過ぎ。仙台は比較的暖かいイメージだったのですが、雪はたっぷり残っているし、吹き付ける風が冷たくてびっくりしました…。

f:id:over-flow:20180130200004j:plain▲歩くのに不便はありませんが、路肩にはまだまだ雪が。

寒さに首をすくめながら、荷物を置きにホテルへ。

f:id:over-flow:20180130174036j:plain▲宿泊先はワシントンホテル。とても綺麗でした。

さくっと荷物を置いて、すぐに出かけます。お目当ては牛たん! 駅前に有名店が揃っています。今回はまだ行ったことのない「喜助」へ。創業40年超、全国に10店舗以上展開しているそうです。お店の前は行列ができた時のためにイスやロープが準備されていましたが、18時過ぎと早めだったからか、すぐに入ることができました。

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定番の炭火焼にシチュー、ゆでたん、つくねなど、そそられるメニューがたくさん…。目移りしてしまいます。迷った末に頼んだのはこちら。

f:id:over-flow:20180130181326j:plain▲たっぷり牛たんシチューと、レモンサワー。

もう、見ただけで美味しいのがわかります…。たんはじっくり煮込まれていてほろほろ。スプーンで楽に切れてしまいます。野菜が大きめでたっぷり入っていたのも地味にうれしいポイントでした。

同行者さんは定番のこちら。

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▲牛たん炭火焼定食(1.5人前)。

1人前じゃ物足りないかな…と1.5人前にしてみたら、思いのほか大ボリューム。テールスープにもたんがたっぷり入っているし、1人前で十分でした。付け合わせの漬物と青唐辛子の味噌漬けがいい口直し。お肉と一緒に漬物が出てくるって、そういえば面白い組み合わせですね。

シチューに続き、こちらの炭火焼きもすごく柔らかくてジューシー。子どもの頃は牛たんが苦手で、理由のひとつがゴムのような噛み心地だったのですが、今やそんな牛たんはなかなかないですね。

食べながら、ふと「どうして牛たんが仙台名物になったのか」を調べてみたのですが、どうやら諸説あって正確なところはわからないようです。①戦後、GHQが牛肉をよく食べていて、余ってしまうたんとテールを有効活用した、②焼鳥屋が乱立しており、競合と違うメニューを模索して牛たんにたどり着いた、など…。ただ、「仙台といえば牛たん」と当然のように受け止めていることを、改めて考えてみるのは面白いものですね。今年は旅先のことをちょこちょこ調べて、にわかでも知識を増やしていきたいと思っています。