仙台旅行1(2日目・その4)水族館でうっとり
水族館が好きです。仙台でずっと行きたいと思っていた場所が、2015年に開業した仙台うみの杜水族館でした。
水族館と巨大な公園とが隣接していて、広大な駐車場が。平日の夕方ということもあってこの日はかなり空いていましたが、土日はいっぱいになるのでしょうか。
一番最初の水槽は、三陸で養殖が盛んだという“マボヤ”。一瞬「マボヤって何…?」と怪訝な顔になりましたが、ホヤですよね。馴染みがなさすぎてわかりませんでした…。
▲吊り下げられたマボヤを仰ぎ見るようになっています。こんな角度からホヤ見るのは初めて。
続いて現れたのは、巨大な水槽! 大きさは幅14m、深さ7.5m。ガラスの仕切りがまったくないので、本当に水中にいるような気分になります。三陸の海を再現しているそうです。
▲水槽には屋根がなく、太陽光がそのまま降り注いでいるそう。
特に美しかったのはイワシの大群。ぐるぐる渦を巻いたかと思うとパッと散り、そしてまた集まり…。どうしてあんな動きをするのでしょう。いつまで見ていても飽きません。
なんだかシュノーケルの音が…?と思っていたら、係員さんが2人水の中に下りてきました。ブラシを使って、岩のお掃除をしていました。こんなシーンを見るのも初めて!
本当にいつまでも見ていたかったのですが、まだまだ先が長いので、後ろ髪を引かれつつ先へ進みます。
▲岩の中に潜むコケギンポ。
▲フグにそっくりなフウセンウオ。
▲美しすぎてお刺身が食べたくなりました…。
仙台市内を流れる広瀬川の環境を再現したコーナーでは、鯉の餌が売っていました。鯉の餌やりに目がない同行者は、即購入。手を伸ばして水槽の上から餌をあげると…。
こ、怖い。水槽越しとはいえ、こんな間近で群がる鯉を見るなんて…。指まで食べられてしまうのではないかという勢いでした。
一番盛り上がったのがカラフルな熱帯魚のコーナー。かなり個人的な理由ですが、iPhoneXを買ったばかりだったので、ポートレートモードでニモをいかに綺麗に撮れるか勝負をしたのでした。
▲ニモはすばしっこい上に水槽に1匹しかおらず、これがベストショット。練習あるのみです。
夢中でニモを追いかけていると、ちょうどイルカショーの時間になったので屋外のスタジアムへ向かいます。およそ1,000人収容のスタンドは、東北最大なのだとか。プールと客席に境目がなくて、前の席で見ていたらさぞかし迫力があることでしょう…!
▲そういえばアシカショーってなかなか見る機会がないかも?
いやあ、しかし雪がまだ残る中の屋外観覧はなかなか厳しいものがありました。ブランケットの貸し出しはあったのですが、ショーが終わる頃には手がかじかんでいて、館内に駆け込みました。
イワシのいる大水槽は2階からも見られるようになっていて、ちょうどプロジェクションマッピングが始まるタイミングでした。イワシと音楽と映像のコラボレーション、と聞いて楽しみにしていたものの、2階席だと光があまり届かず微妙なかんじ…。
▲2階は座って見られるようになっていて、どうしても目の前に手すりが。
きっと1階から見ると、光に取り囲まれてものすごい光景なんでしょう。次は1階から見てみたいです。
▲クラゲを見る度に思い出す「ねじまき鳥クロニクル」。
▲さかなクンが寄贈したというスポットフィン・ジョーフィッシュ。
最後に立ち寄ったのは海獣ひろば。
わかりにくい写真しか撮れなかったのですが、ペンギンが触れる距離にいるんです…!
低めのガラス越しなので、すぐそこにペンギンが。手を伸ばしたくてたまらなかったです。毛並みまではっきり見えて、もうほんと可愛い。
帰り際にはこんなシーンも。
▲スタッフさんがアシカショーの特訓中。
なかなか言うことを聞かなかったり、ジャンプに失敗したり。アシカたちも毎日がんばっているんだな…。レアな光景が見られてうれしかったです。
盛りだくさんで大満足の水族館でした。またぜひ行きたい!