河口湖旅行・3<夢のような朝ごはん>
翌朝は6時に起きることにしていました。ただ、なんだかほとんど寝た気がしません…。興奮しすぎて、夜通しうとうとしていたような気が。5時にはもう外が明るくなっているのがわかって、鳥のさえずりが聞こえていました。鳥の声で起きるなんて、こんな優雅なことがあるのか…。
◆絶景とモーニングコーヒー
さて、カーテンを開けると…こんな景色でした!
昨日は一度も雲が晴れなかった富士山、ようやく顔を出してくれました! これが見れただけでも早起きして良かった!
ベランダに出るとさらに迫力が。
妹がまだ起きてこないので、日課の筋トレをベランダで。ああ、本当に、こんなに贅沢なことがあるでしょうか…。
▲筋トレ後は読書。
30分ほどで妹が起きてきたので、コーヒーを淹れます。
▲コーヒーセット、朝に使うのを楽しみにしていました。
▲富士山と河口湖とコーヒー。絶景すぎます…。
朝は涼しくて、熱いコーヒーがとっても美味しい。
コーヒーの後は、冷凍庫のシャーベット(有料)もいただきました。
▲幻のぶどうと言われているらしい「あじろん」。
◆慌ただしい森の朝
のんびりコーヒーを楽しんでいましたが、朝はなかなかスケジュールが詰まっているので身支度を始めます。8時から、森でまたコーヒーが飲めるのです。
▲挽きたてのコーヒー。
▲常に置いてあるピーカンナッツとキューブ型のチョコレート、どちらも絶品。いくつでも食べられてしまう…。
▲今朝は焼きマシュマロ。
8時半からは森で「深呼吸」のアクティビティに参加。簡単なストレッチをするもので、参加者は全部で4人でした。女性スタッフの方のリードで、ゆっくり深呼吸。ヨガってあまり興味なかったのですが、目をつぶって身体の動きを知るのって、気持ち良いものなのですね…。森の朝を満喫できました。
続いて9時からは「薪割り」のアクティビティ! 生まれて初めての薪割り、へっぴり腰でなかなか割れなかったのですが、妹はなんと2回でぱかーんと! 姿勢が良かった…。
▲ハンモックに揺られてみたり。
さて、朝ごはんの時間なので、急いでお部屋に戻ります。
◆夢のモーニングBOX
9時半から朝食ということで、5分前くらいに部屋に戻ると、もうスタッフの方が!お待たせしてしまってすみません…。慌てて部屋の中へ。
▲スタッフの方が朝食をセッティングしてくださいます。
メニューの説明を聞いて、さて、いただきます!
富士山と河口湖とモーニングBOX。もう、合成写真のような美しさ。2人でテンションが上がって写真を撮りまくりました。
ボックスに入っているのは、
・パン(4種類のジャム)
ふかふかのパンは顔より大きかったのですが、ジャムが4種類も付いていて、食べ比べをしていたらあっという間になくなってしまいました。
・スープ
・オムレツ
・ソーセージ
・グリル野菜
・食後のコーヒー
1時間近くかけて、ゆっくり朝食…。至福の時としか言いようがありません。
レストランじゃなく、お部屋の朝ごはんにして本当によかった。
▲ボックスを閉じるとこんなかんじに。
お部屋に戻ってみると、さりげなくお代わりのコーヒーが。こういうサービスが本当に素敵。ありがたく、食後にまたドリップしていただきました。
◆名残惜しいけれど…
あっという間にチェックアウトの時間です。
みなさんやっぱりチェックアウトの12時に出るそうで、フロントが混み合うとのこと。前もって精算を済ませておきました。ついでにお土産もチェック。使っていたショルダーバッグがとても使い勝手が良くて、思い出も兼ねて購入。今でも大活躍しています。
帰りはバギーが出払っているとのことだったので、ワゴンで麓まで送っていただきました。ちらっと見かけた赤のバギー、やっぱりかわいいな。
チェックアウトがこんなに名残惜しいと思ったのは初めてかもしれません。海外のカップルが連泊しているのが本当に羨ましかったです。また来たいし、他の星のやにも行ってみたい。
振り返ってみると、テラスで仕事をしていた時が一番幸せだったかもしれません。仕事自体は別に嫌じゃないので、ロケーションが変わるとこんなにも充実した気持ちになるのかと驚き…! こういう家に住んで、毎日こんな環境で仕事ができたらベストだな、と思ったのでした。
河口湖旅行・2<森の中でアペロ>
◆バギーがお出迎え
公園から星のやのレセプションまでは、歩いて10分足らず。
▲公園から星のやらしき姿が見えて、俄然テンションが上がります。
どうやら正規ルートではなかったらしく、看板がなくて「本当に合っているのかな…?」という気分に。なんせ普通の住宅街なのです。学校帰りの小学生とすれ違いました。
▲今日三度目の虹! 幸先が良すぎる。
途中でようやく看板を見つけてひと安心。そして、ようやく見えてきました〜!
ここはレセプション。中にはカウンターと、カフェのようにテーブルと椅子がずらり。スタッフの方に案内されて腰を下ろし、名前を伝えました。
カウンターの後ろには、ずらりとバッグが。
飾りかと思っていたのですが、なんと「滞在中はお好きなものを選んで使ってください」とのこと! リュックとショルダーの2タイプ、それぞれ色もたくさんあります。迷う時間も既に楽しい…。妹はリュック、私はショルダーを選びました。
▲こちら。
スーツケースやお土産など、すぐ使わない荷物は部屋まで運んでおいてくれるとのこと。お財布やケータイだけをバッグに移し、早速グランピングが始まりました。宿の全体図や、アクティビティが書かれたマップを手渡され、もうワクワク。バッグにヘッドライトや水筒が入っているのもたまりません。
▲バッグの中身①。ヘッドライト、虫除けスプレー、双眼鏡。これらは要返却。
▲バッグの中身②。オリジナル水筒とビスコッティはお土産にいただけました!
ここから宿までは、車で送迎してもらえます。可愛らしい赤いジープが到着して、いざ! 途中の山道は結構険しくて、切り返さないとカーブが曲がりきれないほど。私には運転できません…。
▲ジープは3色ほどあったような。こちらは後に見かけた白。
5分ほどでフロントに到着。お茶をいただきながらチェックインの手続きをします。
夕食の時間の確認をしつつ、改めて宿の説明を聞きました。朝食はレストランで取ろうと思っていたのですが、お部屋に運んでくれるスタイルがイチオシだということで、そちらにチェンジ。
アクティビティが充実していて、ヨガや樹海散策など有料のものもあれば、アペロタイムなど、予約不要で無料のものも。朝ヨガは予約でいっぱいで残念だったなぁ。今度来る時は事前に予約をしておこう…。興味があるものが多すぎて、あれもしてこれもして…とタイムスケジュールを調整していると、待ち時間はあっという間でした。
◆森の中のティータイム
既に16時過ぎでしたが、16時半まで、お茶を楽しめるアクティビティを開催しているとのこと。「お部屋へ行く前に飲んできては」とフロントの方が勧めてくださったので、ぎりぎりに飛び込むことにしました。フロントを出て、山の中の階段を上がります。
▲滞在中、数えきれないほど往復した森の中の階段。なかなか良い運動になったかと。
木々の間にハンモックが掛かっているなど、気になるポイントはいろいろあったのですが、ひとまずお茶を目指して一気にてっぺんまで!
森の突き当たりは、小さなカフェのような空間になっていました。外のテーブルにお花のお茶やクラッカー、ジャムがたくさん並んでいます。これを自由に食べていいなんて…!
森のあちこちに、寝袋やハンモック、ベンチなど、いろいろな休憩スペースがあって、好きなところで好きなように過ごすことができます。タープが張られた一角にお茶などを持ってきて、優雅なティータイム。
お花にお湯を注ぐと、ぱっと花が開くのがとても綺麗でした。
▲アペロや夕食に備えて、量は控えめです。
▲チョコやマシュマロもありましたが、グッと我慢して後ほどのお楽しみに…。
海か山と聞かれたら迷わず海派なのですが、鳥の声を聞きながらのんびりするのがこんなにも気持ち良いとは知りませんでした。部屋に行かず、ずっとここにいてもいいかもしれない…。
▲図書館のようなスペースもあって、山やキャンプなど、グランピングにまつわる本がたくさん。
とはいえ、お部屋も満喫したいので、そろそろ部屋へ向かいましょう。
◆夢のようなお部屋
階段を下り、再びフロントを通って、その先にお部屋があります。
「開けるよ…!」と宣言しつつ、ドキドキしながらドアを開けました。
目に飛び込んできた景色がこちらです。
な、なんじゃこりゃ…! 富士山と河口湖が目の前で、まるで合成のような光景。もちろん事前に写真で見てはいましたが、やはり実際に訪れてみると感動でした。
ベランダに出た眺めがこちら。ベランダは全面がソファで、足をぶらぶらさせて座れるようになっています。森が庭のよう…!
▲ベッドサイド。
▲雨が降った時のために可愛いポンチョも。
▲冷凍庫には地元・山梨の果物を使ったオリジナルシャーベット(有料)。
ちなみに、部屋にテレビはありません。一応キャンプなので。代わりに、Bluetoothで繋がるスピーカーがありました。
▲コーヒーコーナーにはオリジナルのコーヒーも。
さて、慌しいのですが、そろそろアペロの時間なので再び森へ戻ります!
◆そら豆アペロ
17時からはアペロの時間です。先ほどのところまで森を抜けて!
地元・山梨のワインに、おつまみはそら豆。
そら豆を串に刺して、焚き火で自分たちで焼くのです!
▲味付けは普通の塩、燻製塩、桜塩の3種類。
焼きたてのそら豆はびっくりするくらい甘くて…。
もう、これだけで晩ごはんでもいいな〜と思ってしまうほどでした。さて、ディナーがあるのでフロントの建物へ戻らないと!
◆豪華ディナー
18時から、フロントの隣の建物で夕食です。
▲部屋と山の上とを結ぶフロントがある建物。
▲インビテーションカードにテンションが上がります…!
まずは飲み物。
▲地元産で、レアだという黒ビールをいただくことに。
一品目は、鹿肉のジャーキーときのこのスープ、グリッシーニ添え。
▲面白い容器に入っていて、ここから各自の器へ注ぎます。
▲カップには木の芽が。
続いて、前菜盛り合わせ。これが盛りだくさんですごかったのです…!
手前が鴨肉と豚肉のテリーヌ、ディップソースはバジルクリームチーズ ・味噌・ビーツの3種類。奥が豚肉のリエット。一段上が桃とトマトのピクルスに、オクラのシガー。さらに左上が、ディップして食べるバーニャカウダ風のサラダ。
▲バゲットも…!
ゆっくり時間をかけて前菜を食べ終わる頃に、メインディッシュが。牛肉と鹿肉のグリルです。
ソースはわさびとカシスマスタード。
そしてデザート。3品から、1人ひとつずつ選ぶスタイルでした。
▲フルーツグラタン。
▲スモーク。
スープ・前菜・メイン・デザートというシンプルな構成なのですが、中身が濃くて大満足。ゆっくりゆっくりいただいて、たっぷり2時間楽しみました。飲み物はビール→赤ワイン。美味しかったぁ…。
▲フロント前には、夜のアクティビティのお誘いが。
▲森の中の道に沿ってぽつぽつ灯る明かり。
◆夜の雨
お腹いっぱいになったので、お部屋で一休み。仕事が残っていたので、片付けます。
21時から30分間のコンサートがあるというので、それを目指して再び森へ。歩いているうちに雨が降ってきてしまい、早足で駆け込みました。
滑り込みセーフ。「チャップマン・スティック」という珍しい弦楽器を演奏する方でした。雨のせいか人がまばらだったので、演奏の後に楽器についてお話を聞くことができました。雨の森の音楽会。
▲コンサートが終わってから、コーヒーとチョコレートを。
▲雨の中でも、焚き火はまだ燃えていました。
帰り際、気になっていた球体型のテントに寄り道。
▲テントに本が置かれていたので、夜のお供に持ち帰り。
静かな雨が降り続いていました。
◆もったいなくて眠れない
部屋に帰って、また飲みます。河口湖で買ってきたブルーワイン。
▲色が綺麗だし、味も美味しいし言うことなし。
雨が小降りだったので、ベランダへ出ることに。ソファでごろごろしながら飲むのが最高でした。交代でシャワーを浴びていたのですが、Bluetoothで音楽を流しながら、1人で仕事をしているのもものすごく楽しかったです。
▲だんだん晴れて、月が見えてきたり。
飲み疲れたのもあって、1時くらいにはベッドに入っていたのですが、興奮でなかなか眠れません…。妹はすぐに眠ってしまったのですが、結局2時くらいまでうつらうつらしていた気がします。
▲今夜のお供。
ほんとうに、いい夜でした。
河口湖旅行・1<グローバルな河口湖>
星野リゾートに行きたいというのは、長らくの夢でした。ただ、禁煙をモットーにする同施設、喫煙者の彼とはなのでなかなか行く機会がなく…。たまたま妹と「星野行きたいよね〜」という話になり、そのまま日程の都合がついたので、星野リゾートの中で最も気になっていた、グランピングのできる「星のや富士」へ行ってきました!
◆二日酔いのスタート
前日から妹がわが家に泊まっており、当時は6時起床。昨夜、調子に乗って飲みすぎてしまったようで、2人ともグロッキー…。特に妹は久々に酷い二日酔いだったようで、電車では話しかけられないほど気持ちが悪そうでした…。
▲お惣菜パーティーをした昨夜の模様。
新宿に着く頃には体調が良くなったそうでホッ。ただ、二日酔いらしく水分を欲していたので、コンビニで朝ごはん代わりに水とスイカを買いました。
バスタ新宿から高速バスで河口湖へ向かいます。
うとうとしていると、あっという間に山梨に。
富士急ハイランドに停まると、終点の河口湖駅は間もなくです。ちょうど10時くらいに到着。
河口湖駅に行くのは初めてでした。まだ早い時間だというのに大勢の人でにぎわっていて驚きました。各地からバスが集まるらしく、バスターミナルがとても広いのです。しかも海外の方がものすごく多い! 海外に来たような気分になりました。
お土産屋さんを軽く冷やかしたり、トイレ休憩をしたり、しばらくうろうろ。お土産も食べるものもかなり充実していたので、帰る際にまたじっくり見ようということに。
◆朝ごはんチーズケーキ
さて、河口湖まで歩きます。バスもあったのですが、お天気が良いのでお散歩。日差しが強くて暑いくらいでした。
▲紫陽花がものすごく綺麗でした。
▲ラベンダーも綺麗。まるで富良野かと思うような。
さて、遅めの朝ごはんに選んだのはこちら。チーズケーキの専門店です。
お店に入ると、ケーキがお出迎え。これ、全部チーズケーキなんです! チーズ好きにはたまりません…。
1人ひとつに絞りきれなくて、3つ選びました。イートインするとサービスでコーヒーをいただけます。店内にも席があったのですが、せっかくのお天気なのでテラスでいただきます。
▲左奥:富士山レアチーズケーキ、左手前:バスクのチーズケーキ、右:プチムーン。
お、美味しい…。3つとも、全く違うチーズの味わいなんです。いくら食べても全然飽きません。
「明日もまた来たいね」なんて言いながら、最高の旅の滑り出しだなぁと思いました。
◆プラン変更で遊覧船
次はロープウェイに乗ろうと思っていたのですが…なんと、強風のため運転中止! なんてこった…。他のプランを考えていなかったので、とりあえず乗り場の近くにあったお土産屋さんへ。お土産にぴったりな可愛いクッキーで、明日買いに来ようと決めました。
▲ガイドブックにも載る人気だというフジヤマクッキー。
他にも数軒お土産屋さんを冷やかして、遊覧船に乗ることにしました。12時のチケットを買って、30分ほど暇つぶし。
▲どこまでも綺麗な紫陽花。
▲シュールなオブジェ…。
そのうちに遊覧船の時間に。ケータイに「大雨警報」の予報が来てビビりつつも、どうにかなるでしょ、と乗船。
これが、ものすごく楽しかったのでした。
強風で時には目を開けていられないほどだったのですが、風に吹かれて気持ち良くて。
アナウンスで風景の説明も聞くことができて、のんびり30分ほどの船の旅。ちょうど河口湖を一周したのかな。
▲富士山は少し雲に隠れていました。
▲「星のやはどの辺りかな〜」なんて言いながら。
雨に降られず、無事に帰ってきました。ほっ。
◆山梨といえば、ほうとう!
船から降りると12時半、そろそろお昼を食べることに。やっぱり、山梨に来たらほうとうでしょう! いくつか有名店をピックアップした後、駅前で見つけたお店へ行ってみることにしました。再び歩いて駅前まで戻ります。
先ほどはオープン前だったのですが、ちょうどお昼時で行列! 妹も私も、並ぶのはあまり得意ではなくて、「どうしようか…」と顔を見合わせました。その場で他のお店を調べてみたものの、やたら遠かったりしてあまりピンとこず、まあここまできたら並んでみようか、ということに。海外の人に混じって並んでいると、20分ほどで座ることができました。
馬刺しなどもあったのですが、星のやでの夕食に備えてお腹を空けておきたかったので、ほうとうを2つ。
▲鍋敷きも可愛い。
▲まずはお玉が運ばれてきました。
店内は大学のゼミ旅行らしき団体さんでにぎわっていました。間もなく行列は解消したので、どうやら一番混んでいたタイミングだったよう。さて、10分ほどで、来ました〜!
思っていたよりずっと大きいお鍋…! 野菜も麺もたっぷりで、既に完食できるのかが不安です。
必死で食べていたのですが、やはり完食できず…泣く泣く残してしまいました。むしろ2人でひとつで良かったかもしれません…。でも、こんなに野菜たっぷりのほうとうは初めてでした。かぼちゃは甘いし、油揚げは歯ごたえがあるし、それぞれの食材が良いかんじにマッチしていて美味しかった〜! ごちそうさまでした。
◆バスで河口湖一周
さて、チェックインの15時に向けて、そろそろ星のやへ向かいます。河口湖周遊バスを使うことに。
▲河口湖駅にいたツバメの子たち。
40分ほどバスに揺られて、「大石公園」で下車。
ここから10分ほどで星のやに着くはず…なのですが、いきなり雨が降ってきたのでとりあえず雨宿り。お土産を見て時間をつぶします。間もなく止んだので外に出てみると…なんと虹が!
ラベンダー畑、富士山、そして虹、フォトスポットが揃ったのでにぎわっていました。写真を撮っていると、隣に中国系の方がいたので「撮りましょうか?」とお互いの写真を撮り合うことに。良い思い出になりました。
さて行こうか…と思うとまた雨が降って来て、また雨宿り。そうしたらまた虹が! 二度目の正直で、ようやく星のやへ出発したのでした。
名古屋旅行3日目<最後まで食べまくり>
お昼過ぎには東京に着かなくてはいけないので、10時半くらいの新幹線に乗ります。ぎりぎりまで名古屋を満喫したかったので、早めに出てコメダでモーニングを。
◆初めての小倉トースト
名古屋駅からすぐの地下街・エスカにあるコメダへ。常に行列のイメージがあったのですが、この日は運良く並ばずに入ることができました。それでもすぐに満席に。観光客と地元の方が半々のようで、つくづく人気店だなぁと思いました。
コメダのモーニングは何度も食べたことがあるのですが、「ごはん」としては塩気があるものが良くて、いつも玉子ペーストにしてしまいます。今回は名古屋観光っぽく、初めて小倉をチョイス!
これが…思っていた以上に美味しかったです。「小倉とトーストって本当に合うの…?」とどこかで思っていた気がするのですが、完全に誤解でした。もしかすると、ジャムより好きかもしれません。
▲炭水化物を抜いていた彼は、トーストなしでゆで玉子オンリー。
◆お土産は天むす
さて、新幹線であっという間に東京に。お昼過ぎには仕事をしていました。お昼ごはんにと買っておいたのが天むすです。いくつか有名どころがありますが、最近のお気に入りはこれ。
ちょっと小ぶりなのがいいんですよね。
中にはぷりぷりの海老。
ああ、あっという間になくなってしまいました…。
ちなみに、今回のお土産はこれだけでした。2日目の夜にコンビニで見つけて買っておいたもの。
味仙、かなり気になっているのですが、なかなか行く機会がなくて…。次こそ行きたいなぁ。
名古屋旅行2日目<盛りだくさんの名古屋観光>
この日は仕事もなく、のんびり帰ろうと思っていて、予定はまったく立てていませんでした。朝もゆっくり8時半に起床。ゆっくり準備をして、チェックアウトの10時に出ました。
◆星型の絵馬
「今日の予定は任せる!」と一任されており、せっかくなので観光だと熱田神宮へ。長らく気になっていたものの、なかなか訪れるタイミングがなかったのです。ホテルの最寄り・栄駅から電車に乗ればよかったのに、乗換案内を読み間違えて、なぜだか無駄に一駅歩いてしまいました…。
10時半頃、熱田神宮に到着。
駅から入り口までが結構歩くのですね。スーツケースを持っていたので、砂利道をじゃりじゃり言わせながら通るのがなんだか申し訳なかったです…。参道に歴史が書かれた看板が立っていて、読みつつ進みます。
そして、本殿。それにしても緑が鮮やかです。
お参り。お賽銭を投げるスペースがこんなに広い神社は初めて見たかもしれません。
お参りをした後、お守りを見ていると、絵馬に目が留まりました。何種類かあったのですが、中でも注目は星型の絵馬! あまりに可愛かったので、生まれて初めての絵馬を書くことにしました。
▲柄はいろいろありますが、こんな変わった形の絵馬は見たことがありません。
▲星型の絵馬がずらっと。なんだか不思議な眺めです。
敷地は広いものの、全ては回らず本殿だけさくっとお参りしてきました。厳かな雰囲気と爽やかな空気を味わうことができて、とってもいい場所でした。
▲なぜか普通にニワトリが歩いていてびっくり。ペット…?
◆憧れのひつまぶし
熱田神宮の後は、お昼ごはんです。ひつまぶしの名店・蓬莱軒がこの近くにあると知り、行ってみることにしました。「基本的に並ばないと入れない」「土日は2時間待ちもざら」…と聞いていて、あまり行列が得意ではないので止めておこうかなとも思ったのですが、せっかくここまで来たし、平日だし、と、行くだけ行ってみることに。
お店が見えてきました。開店前にもかかわらず、やはり行列ができています。どうやら、名前と人数を伝えると時間が案内される様子。聞いてみると、1時間後に入れるとのこと。2時間を覚悟していたので、まんまと「それくらいなら待ってみようか」という気持ちになりました。開店は11時半、予約は10時半から受け付けているそうです。
さて、喫茶店があればいくらでも時間を潰せるのですが、辺りは住宅街。チェーン店などがある気配は全くありません。すぐ近くに1軒見つけたものの、同じように待ち時間をつぶす人たちで既にいっぱい。合い席なら…と言われたのですが、もう少し歩いてみることに。すると、お店から5分ほどのところで空いているお店にたどり着きました。
▲コーヒーを頼んだらピーナッツ付き。こういうお店好きです。
座ることができればこっちのもの。あっという間に1時間が過ぎ、いよいよお店へ!
▲立派なお庭。
しばらくは待合スペースで待った後、お座敷に案内していただきました。オーダーしてわくわくして待ちます。
▲まずはビールから!
薬味が苦手な彼はうなぎ丼をオーダー。私は、小さめのひつまぶしと鰻巻きがセットになったレディースセットにしました。15分ほどで、到着〜!
▲小さめとはいえボリューム満点。
うな重もひつまぶしも食べたことはありますが、ここは別格…! 外はカリカリ、中はふわふわという定番のコメントしか出てきませんが、本当に美味しい。うな丼も感動の美味しさだったそうです。
ちなみに、意外とメニューが幅広くて、おすすめメニューに「チーズ盛り合わせ」があったのには驚きました。「特製プリン」も美味しそうだったし…。いろいろ頼みたいのはやまやまでしたが、セットですら量が多くて完食するのがやっとでした。欲張らなくて良かった…。長時間待つのも納得のお味。行ってみて本当に良かったです。ごちそうさまでした。
◆巨大水族館
さて、お昼も過ぎ、早めに帰ってもいいし、がんばればまだ観光できるね…という時間だったので、思い切って名古屋水族館へ。水族館好きなのでずっと気になっていたものの、名古屋駅から少し離れているのでなかなか機会がなかったのでした。
最寄りは名古屋港駅。「名古屋港ガーデンふ頭」という一帯に、レストラン街やコンパクトなショッピングモールのようなところと一緒に水族館がありました。さすがにスーツケースを抱えて水族館を見て歩くのはツライので、駅のコインロッカーに預けていざ。
びっくりしたのが広さ。北・南館と大きく二つの建物があって、それぞれ3階まであるのでかなり広いです。
着いてすぐに、シャチのショーがあるというのでプールへ。
よくよく聞いてみると、ショーではなく、「公開トレーニング」。しかも、シャチはかなり水がはねるので、目の前のプールで見られるわけではありませんでした。奥のプールの様子をモニターで見るという初めてのスタイル。なんだかシュールです。
ただ、巨大モニターの迫力は満点。しかもテレビ局にあるようなカメラで専属のカメラマンが何人も撮影しているのです。
▲合間に客席を映してくれるのも盛り上がりました。
さて、ここからは順路に従い見ていきます。
▲マイワシのトルネード。
▲ちらっと顔を出してくれたのは、ヤドカリ…だったっけ?
ペンギンはいつ見てもかわいい。
▲と、飛ぶの…?
そして再びプールでイルカパフォーマンス! 20分ほどのショー、本当にすごかったです。最前列に座っていた人がびしょぬれになるほどの大迫力。クリアなモニターで見るか、自分の目で見るか、迷うところでした。
▲トレーニング中のイルカ、こんなに近くで見られるなんて!
彼がウミガメ好きなので、カメのコーナーが改装中だったのが残念でした。何度行っても面白そうなので、リニューアルが終わった頃にまた行きたいです。3時間近くいましたが、後半は正直疲れてきてしまったので、見逃しているコーナーもたくさんあることでしょう。本当にボリューム満点の水族館でした。
◆急きょ、もう1泊!
これにて帰る…はずだったのですが、水族館を見ている時に、「今日も泊まろうか?」と突然の提案。彼の明日のアポが午後からなので、朝一の新幹線に乗れば間に合うとのこと。たっぷり観光してそこそこ疲れてもいたので、泊まってもいいんじゃないか、と。…反対する理由がありません。
というわけで、その場ですぐホテルを押さえて、今日は名古屋駅近辺にもう一泊!
ホテルに着いたのが17時半頃。しばしお仕事をして、19時頃に外へ。彼の着替えをユニクロで買い、通りかかりに目に留まった焼肉屋さんで晩ごはんです。
テーブル席はいっぱいで、カウンターに。仕事帰りの人も家族連れもいたので、地元の人気店という印象でした。
▲糖質オフを意識して、最近はハイボール率が高め。
▲焼肉屋さんの野菜といえば、冷やしトマト。
▲手書きのメニューがいいかんじでした。
もちろんお腹いっぱいになったのですが、せっかくの名古屋、手羽先が食べたかったので二次会も敢行しました。「風来坊」、駅地下はいっぱいだったので、ホテル近くのお店へ。
▲ここの手羽先が一番好き。
風来坊にお刺身もあるとは、知りませんでした。
▲本日のオススメはイサキ。
帰りはコンビニへ。彼の電話がなかなか終わらなくてヤキモキしたっけ…。ホテルに戻ったのは22時半くらいでした。かなりいろんなところへ行ってクタクタだったので、今日は12時くらいにおとなしく就寝。名古屋、満喫しました〜!
名古屋旅行1日目<名古屋のマイアミ>
私史上ナンバーワンのビアガーデンが名古屋にあります。今回は、そのビアガーデンを楽しみに向かった名古屋の旅です。
---5月20日(日)---
数年ぶりのTOEICを終えた足で、新横浜に前入りしました。明日のビアガーデンに備え、夜ごはんはコンビニで軽めに調達。発売から数ヶ月、初めて飲んだ「僕ビール君ビール裏庭」が試験疲れの身に沁みたのでした。
---5月21日(月)---
朝はゆっくり8時起き。新横浜駅で切符を買った後、クリスピードーナツでひと休みしました。
▲駅構内を見下ろすことができるのが楽しい。
10時前の新幹線でさあ出発! 車内ではぐっすりでした…。
◆初体験の冷やしきしめん
11時半くらいに名古屋に着いて、まずは腹ごしらえ。定番の、新幹線ホームにあるきしめんです。いつもは「住よし」なのですが、この日は降りると目の前に「グル麺」が。せっかくなので初めて入ってみました。
一応メニューを眺めるものの、やっぱりかき揚げに落ち着いてしまいます。ただ、初めて見る「冷やし」があったのでそれにしました。
▲「特製かきあげきしめん」の冷やし。
冷たいきしめんって生まれて初めて食べましたが、思っていた以上に美味しかったです。麺が締まって、コシが強くなるのですね。
▲彼は「肉きしめん」。
▼前回「住よし」で食べた時の様子はこちら。
お店を出ると、なんだかホームがざわついています。改札への階段も封鎖されていて、何事かときょろきょろしていると、ホームから見える駅前にもものすごい警備が敷かれています。どうやら天皇皇后両陛下が名古屋に着いたところだったようです。しばらく見ていると、両陛下が乗った車が駅を出て行ったらしく、間もなく警備が解けました。なんとも貴重な経験でした…。
午後は彼の仕事があったので、そこまで電車移動。駅前のドトールで、仕事をしつつ待っていました。アポが終わって再び合流し、ホテルのある栄へ移動。
名古屋って地下街が楽しいですよね。ホテルを目指して地下街を歩いていたら、こんなお店を見つけたので吸い寄せられてしまいました。
彼がミックスジュースを飲み、私はビアガーデンに備えてガマン…!
ホテルに着いたのは15時前で、しばしのんびり過ごします。私は残りの仕事を片付けて、ビアガーデンへ向けて着々と準備を進めていました。
◆いざマイアミ!
17時過ぎ、待ちに待ったマイアミに到着! マイアミに近いホテルを選ぶほど楽しみにしていたのです。時間は早いし平日だし、もちろんすんなり入れたのですが、それでも既に結構な人出。予約席も多いようでした。
▲当日席だけで200あるということで、予約席も含めるとかなりの広さです。
席に案内してもらったら、とりあえず料理を見て回りましょう。メインは焼肉なのですが、とにかく何でもあるのです。
▲ナムルやキムチなどの前菜系。
▲お肉系①。
▲お肉系②。
▲焼き野菜。
▲名古屋名物・手羽先に土手煮。
▲牛すじ、豚足、カレー、パスタ。
撮りそびれましたが、餃子や焼売、ピザにキッシュと炭水化物系もあれば、プリンやタルトに綿あめとデザートも充実しています。
お料理を取り終えたら、次は飲み物。マイアミの何が気に入っているって、ビールの品揃えです!
▲大手4社のビールが各4種類、全部で16種類もビールが飲めるなんて…ビール好きには夢のよう。
▲全自動で注いでくれるのもポイント高いです。
このために来たといっても過言ではありません。今日はビールオンリーでいこうと決めていました。
▲ワインやカクテルも充実しているのですが、いつもビールばかり飲んでしまいます。
さてさて、いただきます!
ちびちびいろんなものが食べたかったので、2時間の制限時間をフルに使って楽しみました。焼肉、焼き野菜、手羽先、牛すじ煮込み、おでん、塩焼きそば、ピザ、ペンネサラダ、海老餃子、焼売、キッシュ、パステルのプリン、エッグタルト…。
▲経営がパステルと同じ会社なので、パステルのプリンまで食べ放題です。
▲綿あめ、子どもに混じってつくってきました。
飲んだビールはこちら。
▲1杯目・ハイネケン。最初は軽めに。
▲2杯目・ドライプレミアム豊穣。初めて飲んだのですが、スーパードライとは思えないくらいすごいコク!
▲3杯目・お店でしか飲めないという一番搾りプレミアム。これが一番搾り!?こちらもコクが。
▲4杯目・マスターズドリーム。やっぱりうまい〜!
▲5杯目・安定のYEBISU。
やがて日が暮れて来て…。
19時過ぎ、アイドルのステージが始まりました。追っかけの方々がコールをかけたり踊ったりして大盛り上がり。
今日もよく食べよく飲み、マイアミを満喫できました。ごちそうさまでした! すぐにでもまた行きたいくらい。
◆腹ごなしにカラオケ
ビアガーデンを出たのは19時半くらいでした。さあどうしましょうか…。二次会といってもお腹がいっぱいすぎるので、カラオケへ行くことに。
▲もちろんまだ飲みます。彼は右の可愛いやつ。
カラオケはいつも「精密採点」で最高点数を競っていて、負けた方のおごりです。この日は私の勝利! 2時間たっぷり歌って、コンビニで夜食を買ってホテルへ。チートデイだった彼はお腹がはちきれんばかりに食べていたので、寝転がってぐったりしていました。1時くらいまで夜ふかし。
実家でのんびりGW
今年のGWは、ずうっと実家にいました。ひたすら飲んで食べて、幸せな日々。連休らしく、遠出などのイベントもあったので記録しておきます。
---4月28日(土)---
今回の帰省は長めにお世話になる予定だったので、せめてものお礼にと手配しておいた世界のビール詰め合わせが届きました。まあ、1/3は私が飲むのですが。幸か不幸か、父とはビールの好みが合わないので、担当が分かれるのです。
◆お散歩8キロ
ここ数年、散歩が趣味という健康的な両親。もはや散歩とは呼べないようなレベルで、5キロ以上歩くことも珍しくないようです。帰省するとたまに付き合わされることがありました。その流れで、去年のGWに帰省した時には「近くの温泉街まで歩こう」というイベントを開催。近いと行っても、車で20分ほどの距離ですから、もちろん歩いて行ったことなどありませんでした。が、やればできるもので、およそ15キロの道のりも終わってみればそれなりに楽しかったのでした。
というわけで、今年は温泉街ウォーキング第2弾。妹も帰省していたので、今年は4人で同じコースを歩くことにしました。
父はこの日仕事だったので、帰ってきた後、16時くらいに家を出発。仕事の後にウォーキングだなんて元気な…。
道中は別に何をするわけでもなく、ただただ歩くだけです。
去年一度歩いているので、何となく距離感がわかってだいぶ気が楽でした。やっぱり、一度経験しているかどうかというのは大切なことのようです。
コンビニでアイスを食べたり、畑に植えられている果物を当てたりしながら。
▲猫屋敷。みんなこっちを見てる…。
▲現役の銭湯です。レトロ感が良くて昨年も撮りました。いつか入ってみたい。
▲このポストもいいかんじ。
歩き始めて1時間半ほどで、ついに…着いた〜!
▲いつの間にか、観光地ぽく小綺麗になっていた駅舎。
到着した喜びも束の間、行かねばならないところがあるので急ぎます。
◆念願の餃子&ビール!
行くところというのが…こちら!
餃子と焼肉が名物という面白い有名店です。去年もここを楽しみに歩いて来たのですが、そこまでの人気店だと知らず、行列がすごくて泣く泣く断念…。そんなわけで、今回はしっかり予約していたのでした。
▲運動した後のビールは最高。
お得なセットがあったので、カルビ、豚肩ロース、ウインナー、餃子、キムチがセットになった「ファミリーセット」をオーダー。
どんどん焼いて、どんどん食べましょう。
予約した時に伺った話では、最後の1席だったとか。電話しておいてよかった…!
そして来ました、名物の円盤餃子! こちらのお店には「カリカリ」「サクサク」2種類の皮があって、「カリカリ」にしました。
そんなにたくさん食べられるとは思っていなかったのですが、あっという間に完食。皮が厚くないので、ぱくぱくいけちゃうのですよね。あまりに美味しかったので、「サクサク」をおかわりしてしまいました。
▲ビールの後は地酒を。
さすが有名店、お肉も餃子も最高でした。また来年来ることになるのでしょうか…?
お店を出たのは19時過ぎでしたが、外はすっかり真っ暗になっていました。
さすが温泉街、通り道に足湯があったので入ってみました。
電車に揺られて帰って、最寄駅の居酒屋で二次会。もちろんお腹はいっぱいなので、お安めのところでかるーく。
▲最近、キンミヤ焼酎のお店が増えているような…?
▲イカ下足唐揚げ、しめ鯖、タコぶつ。
▲豚平焼き。
よく歩き、よく飲み、よく食べ。良い夜でした。
---4月29日(日)---
父が休みだったので、昼食後に車でちょこっとお出かけをしました。買い物を済ませた後、近場をドライブ。走っているうちに「ダムでも見に行くか」ということに。
下からダムを見上げる道を走って来たのですが、ダムが壁に見えて、「進撃の巨人」を思い出してしまいました。
見下ろすとキャンプ場があるのですが、民家や人が見えると余計に巨人気分。
穏やかな水面がとても美しかったです。
---5月1日(火)---
◆おうちBBQ
最近の帰省の定番・おうちBBQ。Bluetoothスピーカーで音楽をかけるのが父のお気に入りです。くれぐれも、近所迷惑にならない程度にね…。
▲BBQ時のお肉は、だいたいお決まりのスーパーで盛り合わせを買い出しします。
▲野菜もたっぷり。かぼちゃはレンジ加熱済み。
子どもの頃は良くキャンプへ行っていたので、テーブルとイス、ランタンは当時のものです。懐かしいなぁ。
外で飲むと、ついつい飲みすぎてしまいます。まあ、楽しいからいいのかな。
▲旬の筍もあるなんて豪華!
お肉でお腹いっぱい、雰囲気で胸もいっぱい。ごちそうさまでした。
---5月2日(水)---
GWも中盤です。不定期休みの父がせっかく連休なので、遠出しようということになりました。以前時間がなくて行けなかった、山形の加茂水族館へ行くことに。
◆早朝ドライブ
朝は5時起き、6時出発。最近無料の高速道路が開通したそうで、福島ー山形間がかなり便利になったとのこと。一応平日だけれど、GWだし道路の混雑はどうかな…?なんて話しながら向かいます。FMから「クロノス」がかかっていて、仕事の朝によく聴くので不思議な気分になりました。
家族でドライブする時は、なぜだかずっと助手席です。運転しない分、ナビやらおしゃべりやらをがんばろうと思っているものの、まあ朝早いしうとうと…。朝ごはんは途中のコンビニで、各自おにぎりや菓子パンなどを。私はお腹が空いていなかったのでコーヒーを。
さて、山形に入りました。あっ、道路脇に小さく水族館の看板が!
▲左のポール、わかりますか? こんなささやかな看板だなんて…。
▲英語版の「KAMO AQUARIUM」も。
この調子でずうっと看板が続くので面白くて、ほかのバージョンもないか、目を凝らして見ていました。どうやら日本語・英語の2種類の模様です。
◆世界に誇るクラゲ水族館
10時前に水族館に到着すると…こ、混んでる〜! かなり広々とした駐車場がいくつもあるのですが、近いところは満車。水族館から10分ほど歩いたところに駐車しました。来たがっていた父もまさかこんなに人気だとは思っていなかったようで、驚いていました。昔はかなり閑散としていたそうなので。
ちょうどアシカショーが始まる時間だったので、観に行きましょう。もう観覧席はいっぱいだったので、2階につながる階段から眺めることにしました。
ガラスの仕切りの上に乗っかるアシカくん。最前列の子どもはさぞ大迫力だろうなぁと…。
アシカくんは交代で3頭ほど登場したかな? それぞれ得意分野が違っていて、どんどんやって来ました。「アシカとアザラシの違い」「輪投げキャッチ」など、コンテンツが豊富で楽しめました。一緒にステージに上がっていたアザラシの気まぐれさも可愛かったな。2頭いたのですが、気が向いた時にアシカの真似をしてみたり、2頭でじゃれてみたり。
▲このアザラシのやる気のなさ。可愛すぎる。
さて、ショーが終わったので改めて館内を回ります。序盤は庄内の淡水魚・海水魚のコーナー。
▲動いている魚を撮るのは本当に難しい…。
▲イワシの大水槽。
▲ケサランパサラン。
さて、いよいよクラゲコーナー「クラネタリウム」です。ただ、この日はGWで混雑していたため、最後の大水槽を除いて写真撮影禁止。綺麗なクラゲがたくさんいたので残念です…。印象に残ったのは何種類かいた光るクラゲ。たしか、光を反射する物質を持っているのでネオンのように光って見えるのだとか。そういう毒々しい見た目のものほど無毒で、シンプルなクラゲほど猛毒なのも面白いなぁと思いました。
そしていよいよ来ました、かの有名な「クラゲドリームシアター」。
直径5メートルの水槽には、2,000ものミズクラゲがいるそうです。
なにしろクラゲの撮影ができるのはここだけなので、とにかく、撮る。
撮る。
撮る。
人が立っている方がより神秘的な雰囲気になりますね。
水槽の前はベンチのあるスペースになっていました。この日は混雑していたけれど、空いている日にぼうっとクラゲを眺めたら、何時間でもいられそうな気がします。
最後に、水族館の歴史を振り返るコーナーがありました。赤字続きでどんどん魚の種類が減り、閉館寸前だったところを救ったのがクラゲ。展示をクラゲに絞ることで種類を増やし、マニアックさとクラゲの美しさとでどんどんお客さんが増えたのだそうです。おかげで館も増設したようで、クラゲの力たるや…。
そういえば、水槽の外にもあちこちにクラゲがいました。
▲この子が一番お気に入りでした。
▲「緊急」と書いてあるけれどこの緊張感のなさ。
最後に売店で、「クラゲソフト」なるものを食べていたら、お仕事の電話がかかってきました。ああ、世の中は平日だったのだっけ…。
売店の他にダイニングレストランがあり、新鮮なお魚や、クラゲ定食、クラゲラーメンなんかが食べられるそうです。開店前から並んでいる人もいて、どうやら人気の様子。お腹が空いていたら食べてみたかったのですが。漫画「モテキ」にここのクラゲラーメンが出てきたことをふと思い出しました。
▲駐車場までは海沿いをてくてく。
◆思い出の海
水族館を出たのはちょうど12時頃でした。海沿いを南下して、新潟までドライブ。30分くらい走ると大きめの道の駅があったので、昼食にしようかと寄ってみたのですが、あまりピンとくるものがなく…。お土産品を見るだけにしておきました。ヘリコプターに乗れるコーナーがあって、「いくらで乗れるんだろう」「5,000円じゃ無理かな」なんて冷やかして。
▲おやつを買いました。
そこから走ること30分弱…。目的地に着きました。
ここ、かつて毎夏キャンプに来ていた場所なのです。訪れるのはもう20年ぶりくらいでは?
今はキャンプ場も海水浴場もなくなってしまったのですが、やっぱりどことなく覚えているもので、懐かしかったです。
▲自由に車を置いて、テントを張ることができるオートキャンプ場でした。
台風が来て、夜中に両親が必死でテントを押さえていたこととか、夜中に必ずやって来る屋台のラーメンがずっと食べたかったこととか、思い出が尽きません。
キャンプ場の隣は海水浴場でした。
さて…敷地内は立ち入り禁止なので、先に進みましょう。キャンプ場の最寄り駅には食堂があって、何度も来ていたのでそこも懐かしかったんですが、味が想像できるラーメンとかカレーになりそうだったので、一旦スルー。そうしてたどり着いたのがこちらです。
やたらたくさん車が停まっていたので立ち寄ってみた漁港は、フェリー乗り場が賑わっているようでした。
▲すごく無防備に干してありますが、猫なんかは来ないのでしょうか。
お土産物の干物などが美味しそうだったし、食堂も良い雰囲気だったので、ここでお昼ごはんにします。これが当たりでした!
▲新潟産コシヒカリと笹川流れの塩のおにぎり。地魚の天日干し、あと、小鉢は何だったか…。
▲イカの炭火焼き、美味しかったなぁ。
ちょこちょこおやつを食べていたので、おにぎりセットを3つと、イカを4人でシェア。ちょうど良かったし、お魚も本当に美味しい。最高でした。干物やらを買って、大満足。
帰りもまあまあ時間がかかりそうなので、ぼちぼち帰路に。とはいえ、道の駅があれば立ち寄ります。
▲豆腐屋さんの豆乳チーズケーキ、美味しかった!
この後もどこかに立ち寄ったのですが、忘れてしまいました…。そこにメンチカツが美味しいというお店があったので、夜ごはん用に購入。ずーっと運転していた父が疲れていそうだったので、途中で妹に交代させて、Suchmosを聴きながら帰りました。
19時くらいに無事帰宅。ずーっと運転してくれた父、ありがとう。
▲お土産のメンチ、美味しかった〜。
良い連休でした。