伊豆旅行 1日目-4<感動の夕食>
お風呂に入った後は幸せなうたた寝をして、18時半から夕食です。
食いしんぼうの私が一番楽しみにしていた、夕食。一体どんなごちそうが食べられるのか、ものすごくわくわくしていました。
先ほどのお部屋に戻ると、お食事の準備がされています。先付のお皿が置いてあったんですが、これがよくわからないくらい豪勢で…!
▲「なに!?なに!?」といきなりテンションが上がります。
想像力をかき立てられるお品書き
スタッフの方が、まずは今夜のお料理の説明を。「少しお品書きが変わっていまして…」
普通のお品書きだと、「造り:マグロ、アジ」などと書いてありますが、ここは「造り:大島の漁火」と、お品書きだけでは中身がわからない書き方。例えば先付は「盆景:冬じたく」とあり、こんなお皿でした。
▲綿の雪の中に、おうちがあったり、柚子が置かれていたり。いちいち蓋を開けるのも楽しい。
大好物のあん肝と白子ポン酢があったり、さりげなく牡蠣があったりして、もう先付だけで大満足です!
想像をどんどん裏切るメニュー
宿を予約する段階でもう楽しみでいっぱいだったのですが、あまりハードルを上げてしまうと、ガッカリしちゃうことがあるのでは…とも思っていました。でも、宿もごはんも、ことごとく期待を上回るもの。次のお料理が出てくるのが楽しみで仕方ありませんでした。
▲お造りは、オナガ、富士山サーモン、マグロに、酢味噌和えのヒャクヒロ(マンボウの腸)。
▲どーんと大皿で伊勢海老!
▲付け合わせはたけのこ芋とレディース大根。どちらも初めて食べました…!
▲アワビときのこ。
ここで「お口直しに…」とコーヒーカップが運ばれてきました。お品書きにはないサービス。
▲柚子シャーベット。トニックウォーターをかけると味が変わります。
マンボウの腸や、たけのこ芋にレディース大根など、食べたことのない食材がさりげなく出てくるのが面白かったです。
最高のシメ
お口直しの後も、夢のようなコースが続きます。
▲お肉は溶岩で焼きます!
▲こんな容器で蒸されているのは…?
▲金目鯛! 手前の黄色いものはたしかお麩。
ところで、私はお酒を飲むので、普段は「シメ」を食べることがあまりありません。旅館で出てくるお食事も持て余してしまうことが多いのですが、この日はそうはいきませんでした。
運ばれてきたのはこんなお皿。
しゃもじには漬け、小鉢にはたっぷりの薬味、そして鉄器の中にはかつおだし。そう、シメのお食事はお茶漬けだったんです。
これはもう、箸が止まりませんでした。あられに海苔、しそと薬味がいろいろあるのもうれしいし、かつおだしの優しい風味もあって、するすると…。
▲デザートまで遊び心たっぷり。黒蜜をかけると雪(綿菓子)が溶けてフルーツが。
浮かれすぎていたのか、写真を見返すと結構ピンぼけ…。お見苦しくてスミマセン。でも、美味しさもうれしさも、しっかり心に残っています。