ベトナム旅行日記 0日目<感動の鯖寿司>

10月に、2泊3日でベトナムの首都・ハノイへ行ってきました。じつに6年ぶりの海外旅行で、旅は期限切れのパスポートを更新するところから始まりました。

出発便が午前8時と、始発でも間に合わない時間だったので、前乗りすることにしました。日曜日の夕方、羽田空港のホテルにチェックイン。旅は空港から始まるものだと思うので、旅行日記もこの日から始めます。 

国際線ターミナルで夜ごはん難民に

最近はお見送りや仕事など、飛行機に乗らない時に行くことが多かった空港。旅行でなくても、「ピンポーン」というチャイムを聞いているだけでテンションが上がります。旅行、しかも6年ぶりの海外を目の前にして、すでにわくわくが止まりません。

ホテルは第2ターミナルだったのですが、夜ごはんは国際線ターミナルで食べようかなと思っていました。なんせ国際線ターミナルには滅多に行くことがないので。ドン・キホーテで日本土産を物色した後、レストラン街へ。 

とんかつに焼肉に、普段ならそそられるお店がたくさんあったのですが、なぜだかこの日はピンとこず。仕方なくお店に入るのももったいないなと途方に暮れかけていたところに、「空弁」というアイデアが！ これだ！

不思議な出会い 

国際線ターミナルにはあまりテイクアウトできるものがなかったので、第2ターミナルへUターン。19時近くになっていて、売り切れや値引きされているお弁当が多くなっていました。 

なぜかこのとき目に留まったのは鯖寿司。普段ならまず選ばないお弁当です。お肉派なのと、万年ダイエッターで、ぎっちりお米が詰まっている押寿司には手が出しづらいからです。

でも、「空弁1位！」というPOPだったり、「旅行だからダイエットなんて気にしなくていいじゃん」というささやき声だったりで、この日は鯖寿司をチョイス。大正解でした。

つやつやの鯖寿司

早速お部屋に戻って、ビールと一緒にいただきます！

一口食べてみて、衝撃でした。ものすごーく脂のりの良い鯖。押寿司のお魚ってパサついているイメージがあったのですが、まったくそんなことはありませんでした。あっという間に一切れ完食。

表示を見て、美味しさに納得。福井のお弁当ですが、使っているのは脂のりの良いノルウェー産の鯖だったのでした。

美味しすぎて、食べ終わるのが寂しい…という気持ち、久しぶりに味わいました。

明日からのベトナムでも、きっと美味しいものに出会えるに違いない。そう思えた、幸先の良い旅のスタートでした。