伊豆旅行（1日目・その1）谷中銀座で食べ歩き

「3連休なんだけど、どこか行かない？」…そんな父の言葉から、2年ぶりの家族旅行が実現しました。あいにく弟は都合がつかず、両親と妹と私、4人での旅行となりました。

初日は金曜日。土日休みの妹とは宿で合流するので、昼間は両親と私とで東京観光です。

◆谷根千さんぽ

母が「谷根千に行ってみたい」と言ったらしく、集合は谷中銀座。「東京駅に9時半に着くよ」と言われたので、私にしては早起きをして出かけたのですが、こんな日に限って強風で新幹線が遅れるトラブル。だいぶ遅れて、11時くらいに東京駅に着いたそうです。

私は早く着きすぎてしまったので、千駄木のサンマルクカフェでのんびりしていました。1時間くらい経ち、そろそろかなという頃にぶらぶら谷中銀座へ。「谷中銀座のどこかで」という曖昧な約束だったので、LINEをやりとりしながら。

千駄木から向かうと、谷中銀座の入口「夕やけだんだん」は逆方向。せっかくなのでだんだんの写真を撮ろうと入口まで向かったのですが…あれ？両親に会わずに入口に着いてしまいました。

私が路地から来たために、どこかですれ違ってしまったようです。さくっと「夕やけだんだん」を撮って、商店街を奥へと進みます。

商店街の突き当たりでようやく両親と合流！ 時刻はお昼前。朝ごはんは抜いていたのでそろそろお腹が空いてきました。さすが谷中銀座、美味しそうなものばかりなので、何を食べようか3人で相談を始めます。最初に目に付いたのは、「猫のしっぽ」。

10種類以上あったので選ぶ楽しみも。迷った末にメープルと塩キャラメルの2本を注文しました。焼きドーナツのようなかんじでふわふわなのですが、意外と食べ応えがあって不思議な食感。

さて、わざわざ谷中銀座の入口まで戻って改めて散策を始めたのですが、さっきから気になる看板がありました。その名も「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」。

猫などのキャラクターが入ったオリジナル印鑑を作れるお店です。ゆる〜いかんじのイラストがものすごく気になって…気づけば入店していました。父が「いいじゃないか」と乗せてくるし、すっかり買う気に。

ビールで乾杯する猫、物陰から覗くパンダなど、イラストのバリエーションはなんと600種類以上！日々増えているそうです。同じ「ビールで乾杯」でも、猫にパンダに蛇にと動物によってかなり印象が異なり、もう迷おうと思えばいつまでも迷えます…。とはいえ、旅の最初、しかもまだ東京でそんなに時間を使っても仕方ない…ということで、えいやっと決めました。イラストが大きく見えた方が可愛いので、印鑑より2回りほど大きめのサイズにして、3,800円也。30分ほどで出来上がるというので、散策に戻ります。

ちなみに、お隣には系列店のTシャツ屋さんも。ゆるいキャラが、ゆるいフレーズと共にTシャツになっています。こちらも買う一歩手前まで行ったのですが、旅のしょっぱなから印鑑とTシャツは買いすぎかな、とどうにか踏みとどまりました。でも次に谷中銀座へ行ったら買ってしまいそう。

食べたいものに目星を付けながら商店街をぶらぶら奥まで。突き当たりを曲がると、お店がちらほら点在する通りになりました。

延命地蔵尊を見つけたのでお参り。地元の方らしきおばあさんが、自転車で来てさっと拝んでいきました。毎日来ているのかな？ 私にとっては観光地だけれど、誰かにとっては地元なんだなぁ、と当たり前のことを思いました。

この辺りに造花と焼物を扱うお店があって、両親が徳利をお買い上げ。「旅先で割れ物なんて」と躊躇していたのですが、ずっと「徳利がほしい」と探していたのを知っていたので、「せっかく出会えたんだから買うべき！」と買わせました。お安いのにとても素敵な徳利でした。

◆いよいよ食べまくり

お店が途切れ始めたので、商店街へUターン。さあ、気になるお店で買い食い開始です。

▲テレビでよく取り上げられるというお肉屋さんでは、メンチカツとコロッケ。

▲こちらのお店は「セリ根」が気になって。

▲食べかけのセリ根（上）と紅生姜入りのかき揚げ（下）。

▲路地の奥で見つけたたこ焼き屋さん。少し時間がかかるとのことで、焼いておいてもらいました。

▲串も可愛い。

油ものばかりだったからか、単純に食べすぎたのか、かなりお腹いっぱい！

最後に印鑑を取りに行きました。本名を入れたので公開できませんが、かなり可愛くできてウキウキでした。ちなみにネットでも注文できますよ〜！ 何パターンも作りたくなります…。