伊豆旅行 2日目-4<下田で町歩き>
チェックアウトをして、伊豆半島の南端・下田を目指します。「下田海中水族館」がこの日の目的地。伊豆高原から車を走らせること1時間ほどで、伊豆市街に到着です。
市街地を抜け、水族館は街の外れにありました。平日とはいえ、やけに駐車場が空いているな…と思っていたら、まさかの「休業」の札が…。定休日ではなく、メンテナンスのために数日お休みとのこと。昨日までは営業していたというのに、運がなかったです…。やっぱりちゃんと下調べしないとだめですね。
極寒の街歩き
本当に水族館のことしか考えていなかったので、一瞬途方に暮れてしまいました。しばし落ち込んだ後、気を取り直して下田の観光地を調べます。検索してみると、ペリーが行進したという「ペリーロード」がたくさん出てきたので、そちらへ。
▲街中に川が流れて、雰囲気のある素敵な道。
ペリーロードには、古い建物をリノベーションした趣のあるレストランやカフェがあちこちに。立ち寄りたい気持ちはあったのですが、朝ごはんがまだまだお腹に残っていて断念…。美味しそうなソフトクリームもあったけれど、それにしても、寒くて…。もともとの気温が低いのに加えて、風がものすごく強くて極寒。歩いている人もほとんどおらず、がらんとしていました。
炭火の焼き牡蠣
そんな中、にぎわっているお店を見つけました。「焼き牡蠣ありますよ」という声につられて入ったのは、屋台のような、海の家のような雰囲気のお店。店先で、炭火を起こして牡蠣が焼かれています。どうやら火のつきが悪いらしく、お客さんが総出で火起こしをしている声がにぎやかだったのでした。
お客さんは、近所の方々と、中国からの観光客らしきカップル。うちわで扇いだり空気を吹き込んだり、力を合わせて炭火に立ち向かっていました。手伝うスキマもなかったので、私たちはテーブルで待つのみ…。
なんとなく会話を聞いていると、ご近所さんたちはお散歩の途中で立ち寄った様子。お昼から日本酒を飲んでいるおじさんがいて、羨ましくなりました。行きつけの飲み屋さんが近所にあるのって、いいですよね。15分ほど待ったところで、ようやく牡蠣が焼き上がりました!
▲「塩味が付いているのでそのままで」と言われてぱくり。やっぱり美味しい。
帰りがけに立ち寄ったのは、「三島由紀夫が愛したマドレーヌ」のあるお菓子屋さん。
もちろんマドレーヌと、大好きなレモンケーキを購入してほくほく。
水族館のアテは外れてしまったけれど、行き当たりばったりの町歩き、楽しかったです。水族館はチケットを買ってしまったので、近いうちにまた行かなくては。